【カンボジアの一人旅を迷っている人へ】旅を満喫するためのチェックポイントを確認しましょう。
一度は見てみたい、「憧れの世界遺産」アンコールワット。
いつかは行きたいと思ってたけど、友達とも休みが合わなくて。。
それに、友達はリゾートに行きたくて、あんまりカンボジアに興味ないし。。
もし、そうなら一人旅をしてみるっていうのはどうでしょうか?
一人旅だといろいろ不安が多いかもしれませんが、
パックツアーで旅行するより格段に自由度が高まります。
今回は、一人旅の準備や、アンコールワットのあるカンボジアの治安など、
いろんな不安を解決できるような情報を盛り込んでみました。
少しでも一人旅のカンボジアに興味を持っていただけると幸いです。
もし、一人旅に行くか、悩んでいるなら、次の記事を読んでみてくださいね。
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コンテンツ
いつ行く?カンボジアのベストシーズンは?
カンボジアには日本のような四季はありません。
そのため、暖かい or 暑いかのどちらかです。
また、雨季と乾季という区別があり、気候が全く違ってきます。
・雨季:5月~10月
スコールのような短時間で大雨が降るが、そのあと晴れるような天気。
Source : Flicker /Photo by Greg Walters
果物などがおいしい季節だったりします。
・乾季:11月~4月
雨が少なく過ごしやすい。
ただ、乾季の終わりころ、4月以降は猛烈な暑さになることも。
じゃ、ベストシーズンは?
雨季と乾季のどちらがいいかというと、意見が分かれるところですが、
観光のベストシーズンは12月~2月頃というのが定番のようです。
もちろん、ベストシーズン以外でも観光は楽しめますよ。
アンコールワット観光は何日必要??
アンコールワット観光には最低3日かけるのがオススメ。
理由は2つ
アンコールワットはとても広い!
Source : Flicker /Photo by Motohiko Tokuriki
一般にアンコールワットと言われているのは、
アンコール遺跡群の中の一つに過ぎません。
つまり、
アンコールワットを含む数々の遺跡が集まって、アンコール遺跡を構成しているのですね。
しかも、
それぞれの遺跡が点在していて、距離も遠く、移動に時間がかかります。
一つの遺跡に時間をかけると日が暮れてしまうのです。。
入場チケットは3日券がおすすめ!
アンコール遺跡を見学するには、入場チケットが必要です。
チケットは、観光日数によって種類が違います。
チケットの種類は次の3つ。
◆1日券 20USドル
◆3日券 40USドル
◆7日券 60USドル
この中で、一番人気は3日券ですね。
※この写真は3日券です。
観光客の多くが3日は見て回りたいと考えていることがわかります。
私も経験上、一番有効に使いきれるのは、3日を観光に使うことだと思うんです。
なので、
3日券がオススメ。
もちろん、遺跡に興味があって、じっくり見たい人は7日券でもOKですよ!
必要なお金を見積もってみよう!
やっぱり気になるのは費用ですね。
実際にどれくらいが相場なのか考えてみます。
内訳からみると意外とかかる??
カンボジア、一人旅の経費を内訳から積み上げてみました。
(4泊5日の想定です)
すると、、
あれ?
意外とかかると思いません??
そうなんです。
たとえば、旅行の費用ってツアー代金だけで考えてしまいがちですが、
関連する準備や交通費に意外とお金がかかっているんですね。
これらをすべて合算して旅行に費用と考えてほしいんです。
もちろん、
ホテルや食事のグレードを下げれば、節約はできます。
どこにお金をかけるかは、事前に考えておいた方がいいですね。
間に合わないことも!早めに準備しておきたい3つのこと
パスポートの取得には時間がかかります。
初めてで海外一人旅という人はいないと思いますが、念のため。
申請から発行までには1週間程度かかります。
詳しくは外務省のHPへ
http://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/passport/pass_2.html
パスポートがないと、航空券も取れませんので、早めに申請を!
事前にビザの取得をしましょう。
カンボジアに入国するには「ビザ」が必要です。
日本人であれば、ビザが免除されている国が多いのですが。。
ビザとは、簡単に言うと「入国していいですよ」というお墨付きをもらうことですね。
このビザがカンボジアでは要求されます。
このビザの取得の方法は大きく4つ。
- カンボジア大使館に個人で申請する。
カンボジア大使館HPへ
http://www.cambodianembassy.jp/web2/?page_id=424 - e-Visa で申請する。
ネットで申請ができます。
e-Visa 申請サイト
https://www.evisa.gov.kh/?lang=Jap - 入国する空港で申請する。
一般的にアライバルビザ(到着ビザ)と呼ばれているもので、カンボジアの玄関口となる、プノンペン空港やシェムリアップ空港で申請できます。(陸路での入国でも申請可能です)
空港で所定の申請を行えば、その場でVisa が発行されます。
時間がなければこれで済ますのもありですね。必要なもの
・写真(横4cm×縦6cm)
・US20ドル
・パスポート(有効残存期間が6カ月以上あること) - 旅行会社に依頼する。
ビザ取得を代行してくれる旅行会社が存在します。
手数料などの経費もかかりますが、手間をかけたくない人にはおすすめ。「カンボジア ビザ代行」で検索するといろんな旅行会社を探せます。
クレジットカードを持っていないと一人旅は無理です。
パックツアーや友人と一緒だと問題ないかもしれません。
ただ、一人旅だと次の3点が問題です。
1.航空券やホテルの予約ができない。
今はネット予約が主流です。
これらの決済はクレジットカード。
現金だと何もできません。。
2.トラブル時にお金がない。
たとえば、パスポートを紛失したり、病気になったりした場合。
そんなときに一時的に生活するだけの費用が必要です。
また、帰りの飛行機を取りなおさなければならないかもしれません。
そんなときに、クレジットカードが必要なんです。
それに、海外のATMで現金が引き出せるので、万一お金が尽きても安心ですしね。
3.海外旅行保険も使える。
これは、補助的な機能ですが、多くのクレジットカードには海外旅行保険が付帯(ついている)しています。
補償内容は、カードごとに違いますので、あらかじめチェックしておくといいでしょう。
カードは、即日発効から審査に時間がかかるものまでいろいろあります。
どのカードにするか、検討する期間も含めて、余裕を持って作った方がいいですね。
クレジットカードに関する記事もありますので、参考にしてみてくださいね。
飛行機とホテルを予約しよう!
航空券の買い方は?
ネットで簡単に買えます。
予約サイトはこんなのがあります。
◆格安航空券のイーツアー(etour)|海外格安航空券を24時間即時予約
もちろん、他にもいろんなサイトがあるので、探してみてもいいでしょう。
航空券の検索のしかた、手数料など、それぞれに特色があるので、自分にあったものを選んでください。
予約の方法の流れを簡単に説明すると、、
①出発地と目的地を入力
出発地は日本の空港ですね。
目的地は、アンコール遺跡があるシェムリアップを選んでください。
②出発日と現地出発日を入力
※現地出発日は帰りの飛行機の出発日です。日本への到着が翌日になる便もあるので注意してください。
③検索を実行。
・価格
・到着までの時間(経由地の有無やフライト時間)
・出発の時間
条件を確認し、好きなフライトを選択します。
④チケット購入を行う画面に移ります。
名前、パスポート番号、メールアドレス、等を入力し、クレジットカードで決済します。
⑤購入結果を確認
購入結果のメールが届きます。
(eチケットと言われています)
あとは当日、空港のチェックインカウンターでパスポートを提示すれば登場可能です。
念のため、eチケットを印刷しておくといいでしょう。
以上です。
ちょっと面倒くさいな、と思った方もいらっしゃるかもしれません。
でも、
いろんな航空券をチェックしているうちに、旅行へのテンションが上がってくるんです。
ホテル予約も必要ですね。
Source : Flicker /Photo by Tara Angkor Hotel
ホテルもネット予約で。
まず、カンボジアのシェムリアップ周辺のホテルについて、値段の相場を見てみましょう。
ホテル予約のサイトはいろいろあるんですが、今回はBooking.com で見てみましょう。
シェムリアップ周辺のホテルを見てみると、、
最安値 500円前後~
でも、これは最低価格なので、自分にあったホテルを考えてみましょう!
★高級ホテル
設備やセキュリティも万全。「ホテルでの贅沢も旅の醍醐味」と考える人におすすめ。
もちろん、値段は高いです。
相場は10,000円~
いいホテルに泊れるパックツアーに申し込んだ方が得の場合も。
★中級ホテル
設備もまずまず。ホテルはほどほどで十分という人におすすめ。
価格帯は 2,000円~10,000円 あたり
市内中心部から離れ過ぎていないかはチェック
★ゲストハウスなど
共同のシャワー・トイレであったり、部屋がドミトリー(大部屋)であったりします。
その分、他の宿泊者(外国人やスタッフ)とコミュニケーションが取れ、ディープな旅を満喫できます。
ちょっと、旅の上級者向けですね。
◆ホテルの予約に慣れていない方は次の記事も参考になると思います。
【海外ホテル】今さら聞けない予約の仕方。ホテル選びの方法も解説します。
アンコールワット 一人旅の不安 Q&A
Q1.英語は通じる?
シェムリアップでは比較的通じる印象です。
特に外国人に接する機会のある人はある程度話せます。
(空港・ホテル・レストラン・お土産物屋さん等)
ただ、残念ながら、一般のカンボジア人は英語があまり話せません。
※関連記事も併せて参考にしてください。
その英語力で一人旅?旅に必要なレベルと覚えておくべき文例まとめ
Q2.カンボジアの治安はどうなの?
軽犯罪が多いので注意が必要です。
ひったくりやスリなどですね。
出発前に外務省のHPを見て、カンボジアの治安、犯罪の傾向を頭に入れておくといいでしょう。
・カンボジアの地域ごとの安全
http://www.anzen.mofa.go.jp/info/pcinfectionspothazardinfo_004.html#ad-image-0
・犯罪の傾向など
http://www2.anzen.mofa.go.jp/info/pcsafetymeasure.asp?id=004
また、次の海外の治安に関する記事も参考になると思います。
Q3.カンボジアの通貨は? 両替はいつする?
カンボジアの通貨は「リエル」です。
ですが、シェムリアップや首都プノンペンでは、USドルが流通しているので、
正直言って、USドルが便利です。
事前に日本でUSドルを準備しておきましょう。
(銀行や空港、格安チケットショップでも入手可能です)
もちろん、現地の空港や両替所で両替可能です。
Q4.服装で注意することは?
- 盗難や犯罪の標的にならないように派手な服装は避ける
- 履きなれた歩きやすい靴を履きましょう。
(遺跡めぐりは足場の悪いところもあります。)
- 日差しがきついので、帽子や日焼け止めは必須です。
※関連記事も併せて参考にしてください。
これで安心!海外旅行 持ち物チェックリスト(女子編) 完全網羅版
アンコール遺跡だけじゃない楽しみ方
夜の街を楽しもう
日が暮れると、繁華街に繰り出してみましょう。
歴史のあるアンコール遺跡とは違った魅力を味わうことができますよ。
※日本語や英語で話しかけてくる人は基本的に危ないです。
親切にしてくれたからといっても、警戒することは怠らないでください。
もちろん、食事も楽しみのひとつ
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現地で食べる東南アジアの料理は日本と違って格別です。
現地の空気や雰囲気がおいしさにつながっているはずです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
なかなか勇気がなくて行けない一人旅ですが、行ってみると意外と簡単なんです。
自分でアレンジして、自分にあった旅をする。
普段の生活で窮屈な思いをしているなら、
海外でしか味わえない体験をしてみるのもいいんじゃないでしょうか?