ベトナムの蓮茶(ハス茶) その種類と特徴まとめ
蓮茶(ハス茶)って知っていますか?
おそらく、名前を聞いたこともない人がほとんどじゃないでしょうか?
それもそのはず。日本ではあんまり流通していないのです。
今回は、そんなハス茶のことをちゃんと知ってほしくて記事を書きました。
ぜひ、最後まで読んでくださいね。
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そもそもハス茶って何?
ベトナム土産(みやげ)の定番
ハス茶とは、名前のとおり、ハス(蓮)を利用したお茶です。
(英語でハスの意味のLotus を使って、Lotus Tea(ロータスティー)と呼ばれることもあります。)
ハスといっても、あんまりピンと来ないかもしれませんが、 日本では、お寺の池やレンコン畑で見かけるのがハスです。
(ハスの花の泥に埋まっている部分がレンコンですよ)
ハス茶でもっとも有名なのはベトナム産ですが、
一般的に日本では飲む習慣がないので、
あんまり馴染みがないのも仕方ないですよね。
一般の方が、ハス茶に触れる機会とすれば、やはりベトナム旅行。
ベトナムに旅行された経験のある方であれば、お土産として購入したり、 ハス茶と知らずに
現地で飲んでいることがあるかもしれません。
それに、
ハス茶といっても、特別な飲み方をすることはなく、 日本で普段飲んでいるお茶と変わりません。
日本の緑茶であれば、お茶の葉っぱを煎じて飲んでいるように、ハスの風味や成分を煮出して飲んでいるのがハス茶なんですね。
種類が違うと大違い。 ハス茶の種類
ハス茶には大きく分けると3種類あります。
◆①ハスの花の香りを緑茶に移した「蓮花茶」
◆②乾燥させたハスの葉を利用した「蓮葉茶」
◆③乾燥させたハスの実の芯を利用した「蓮芯茶」
意外とこの区別が正しく伝わっていないことが、「美味しくなかった」という 評判が広まってしまった原因の一つですね。
それぞれのお茶の味は大きく違いますので、同じハス茶でも注意が必要なのです。
次からはお茶の種類による違いを説明していきますね。
やっぱり気になる味と美容効果は?カフェインにも気をつけて!
ハス茶の種類ごとにまったく違う味。
蓮花茶、蓮葉茶、蓮芯茶の特徴をまとめてみました。
◆①蓮花茶
一般的なベトナムのお土産になるのが、この蓮花茶。
緑茶にハスの香りづけをしたもので、すっきりした味わいと上品な香りがあって飲みやすいのが特徴です。
ただ、安いお茶から高級なお茶までピンキリ。
たとえば、高級な蓮花茶であれば、蓮の花からわずかに採れる「おしべ」を集めて、緑茶の香りづけに使います。
花の中央に広がっている黄色いのが「おしべ」ですね。
そのため、1グラムの蓮花茶を作るために1本以上の蓮の花が必要ともいわれています。
一方、安価な蓮花茶は、人工の香料を用いたものも多く、蓮花茶としての効能が不十分なものもあるのです。
◆②蓮葉茶
蓮の葉っぱを乾燥させたのが、蓮葉茶です。
少し苦みがあり、漢方っぽい風味が特徴ですね。
味が独特なので、ベトナム旅行のバラマキ用のお土産としては適さないかもしれません。
◆③蓮芯茶
蓮の実の芯(胚芽の部分)を乾燥させたのが、蓮芯茶です。
大変苦いため、好き嫌いが分かれるところです。
カップに入っている小さな種みたいなのが、「芯」です。
※注意
蓮花茶は緑茶をベースにしていますので、カフェインが含まれています。
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蓮茶(ハス茶)はネット通販かカルディで。ちゃんと種類も知っておきましょう。
ベトナム旅行のお土産に
ベトナム旅行に行く機会があるなら、ハス茶もお土産の候補に挙がるでしょう。
ただ、購入に際しても以下の注意点がありますので、気を付けてくださいね。
◆注意点①
ハスの主要な生産地はベトナム北部ハノイ周辺です。
南部のホーチミンでも購入は可能ですが、B級品であったり、 大変高価になっていることがあります。
ホーチミンで購入する際には信頼のある店で購入することをお薦めします。
◆注意点②
お土産として、適しているのは蓮花茶。
蓮葉茶や蓮芯茶でもいいのですが、苦みがあるため、
お土産として配っても評判が良くない可能性があります。
◆注意点③
ハス茶の製品がどれか、わからないときは、以下のベトナム語を覚えておくと便利です。
蓮花茶・・・「trà hoa sen」
蓮葉茶・・・「trà lá sen」
蓮芯茶・・・「trà tim sen」
つまり、これらのどの単語がパッケージに書かれているかを確認すれば、 お茶の種類がわかる手助けになるんですね。
ちなみに、「trà」がお茶を表していて、「sen」は蓮の意味を指しています。
これは「蓮花茶」です。わかりやすいですよね。
ネット通販で購入してみる。
「ベトナムに行く機会がないし、お土産としてもらうこともない」という方はネット通販を確認してみてください。
商品は、楽天よりアマゾンの方がそろっていますね。
(リンクをクリックすると商品ページに行きます)
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外国産が気になる方は国産も。
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また、輸入販売をやっていらっしゃる会社もあり、ネット販売も対応されていますので、そちらも確認されることをお薦めします。
例えばTIRAKIA さんでは、お茶の入れ方も詳しく紹介されていますので、 飲む前に確認してみてもいいかもしれません。
KALDI(カルディ)で実際に買ってみました。
「実際の商品を見て、確認したい!」、または「安く購入したい!」という方には
KALDI(カルディ)で購入することができます。
・ご近所に店舗があるかは、KALDIさんのサイトで確認できます。
実際、私も先日(2016年9月5日)購入してみました。
税込163円です。
「HOA SEN」と書いてあるので蓮花茶ですね。
ただ、、
商品の裏にあった日本語の商品詳細を確認してみると。。
原材料名:茶、香料??
ハスの香りづけを、香料と記載するのかもしれませんね。
安価ですので、気になる方は、実際に蓮花茶としての効果があるかを試してみては??
まとめ
いかがでしたか?
ベトナム土産の定番のハス茶。
その一方で「あんまりおいしくなかった」という評判を聞くのも事実です。
でも、それはハス茶のことをよく知らなかったことが原因かもしれませんね。
今回紹介させていただいたハス茶の効果、特に便秘解消と不眠の解決については、 効果があったという声は多いです。
もし、ベトナムでハス茶に出会うことがあったら、ぜひ、試してみてくださいね。
もちろん、ネットで買っても、問題ありません!
ハス茶以外のお茶を試したい方は、次の記事もおすすめです。
先日初めてベトナムに行って来ました。帰国後、朝晩食後に現地の方のオススメで購入したハス茶を飲んでいます。
帰国時、息子がインフルエンザA型にかかって2日目でした。今まで抗生物質無くして回復した事があまり無い上、更に喉と鼻には違和感もありました。感染力が強いA型ですので当然感染を覚悟して看病していましたが、数日で全ての症状は改善されインフルエンザに感染する事も無く1週間以上を過ごしています。
考えてみるとハス茶のよる効果ではないかと実感している今日この頃です。