【パクチー嫌い】苦手な理由と克服方法とは?でも、無理に食べなくてOK。

近年のパクチーブームから、テレビの料理番組でもパクチーが取り上げられることが多くなってきました。

とはいっても、パクチー嫌いの人が多いのも事実。

 

パクチーが嫌いな人々の肩身が狭くなっているのではないかと思い、本記事を書いてみました。

「パクチーが苦手な理由は?」

「パクチー克服方法は?」

などなど。

パクチーが嫌いな人向けに記事をまとめました。

ぜひ、最後までご覧ください。

実は「嫌い派」が多い? パクチー「好き派」vs「嫌い派」

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パクチーが好きな人と嫌いな人。

実際のところ、どんな割合なんでしょうか。

各種の調査から判断すると、「嫌い派」が「好き派」を大きく上回っているのが実情のようです。

でも、一番多いのは、「食べたことない派」。

大都市圏では外国料理に触れる機会も多いのですが、地方都市では食べたこともないという人も多いようです。

おそらく、少数のパクチー「好き派」の声が大きいため、メディアに取り上げられることも多いのでしょう。

「嫌い派」+「食べたことない派」が主流派といってもいいんですね。

 

まずパクチーのことを知ってみよう

嫌いな人はあまり知りたくないかもしれませんが、

パクチーのことを頭に入れておきましょう。

 

パクチー = コリアンダー ??

最近になって、エスニック料理の広がりから、パクチーが徐々に広まってきました。

でも、実は以前から口に入れているのです。

たとえば、カレー。

インド料理のスパイスには、パクチーの種が含まれているのです。

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Source : Flicker /Photo by Steven Jackson

タイ料理やベトナム料理のように風味が目立っていないだけで、意外と口に入れているんですね。

 

さらに、パクチーという名前。

パクチーはタイ語で、ほかにもいろんな呼び方があるんです。

英語ではCoriander(コリアンダー)
中国語では香菜(シャンツァイ)といいます。

もし、海外旅行などでパクチーを避けるためには、

別名も知っておいた方がいいかもしれませんね。

 

独特の匂いとカメムシとの関係とは?

パクチーと言えば、やっぱりカメムシの匂いってよく言われますね。

夏になると、網戸にくっ付いていたり、

うっかり洗濯物と一緒に取り込んでしまって、強烈な匂いをまき散らされる、あのカメムシです。

実は、パクチーの日本での別名に「カメムシソウ」という名前で呼ばれることがあります。
(ちょっと可哀そうな名前ですね)

さらに関連を調べてみると、

実際にカメムシとパクチーの匂い成分に似たものがあるとの研究結果がありました。
デセナールヘキサナールといった成分とのこと)

ということは、パクチー = カメムシ ??

 

ただ、臭い食べ物が美味しかったりするのも事実。

ほかの臭い食べ物(納豆・鮒ずし等)も、よく考えてみると変な匂いですよね。

ニオイが強烈だからこそ、美味しく感じたりするのかもしれません。

 

パクチーを食べたくないあなたへ

パクチーなんて、見たくもない、という「嫌い派」のあなた。

どうすれば、パクチーに出会わないようにできるのか考えてみました。

 

パクチーを使った料理が存在する国はどこ?

パクチー料理といえば、エスニック料理というイメージが強いと思います。

でも、実際パクチーが使われる料理世界各地に存在するのです。

東南アジアはもちろん、ヨーロッパでも肉や魚料理の香りづけに使ったりと用途は様々。

そもそも、

パクチーはヨーロッパの地中海東部地方が原産と言われており、

その後、世界各地に広まってしまっているのです。

残念ながら各国の料理を食べるなら、パクチーからは逃れられないのかもしれません。

 

パクチーを使わないタイ料理はあるの?

でも、どうしても断れずにタイ料理屋さんに連れて行かれることがあるかもしれません。

そんなときに、パクチーは避けられるんでしょうか??

実際のところ、

避けることはできます。

タイ料理 = パクチー って思いがちですが、意外とそんなことありません。

パクチーがない、または取り除くのが簡単な料理がたくさんあります。

たとえば、カオマンガイ。
Khao man gai
Source : Flicker /Photo by Yasuyuki HIRATA

簡単にパクチーが取り除けるのがわかると思います。

 


こっちは、ガパオライスです。

本場タイ料理とは、少し違うかもしれませんが、

パクチーなしでも十分楽しめる料理です。

 

パクチーが苦手なら、パクチーなしの料理を食べる、

または、素直に店員さんに相談してみるのがいいですね。

 

「パクチーを入れないで!」 各国語ではこう言います。

友人と海外旅行。目的地はタイやベトナム。

もし、そんなことになったら次の言葉を覚えておきましょう。

タイ語の場合

ไม่ ใส่ ผักชี 【マイ サイ パクチー】

パクチーを入れないで!という意味です。

 

ベトナム語なら

パクチーのことを地域で呼び方が違います。

北部(ハノイなど) rau mùi 【ザウ ムイ】
南部(ホーチミンなど)ngò rí 【ゴーリー】

これに否定語のkhông 【ホン】をつけて

không rau mùi 【ホン ザウムイ】

không ngò rí 【ホン ゴーリー】

ただ、発音が難しいので、メモなどの文字で伝えた方が確実でしょう。

 

中国/台湾なら

不要香菜 【プーヤオ シャンツァイ】

文字の通り、香菜は要らないという意味です。

 

もし、英語が通じるようなレストランなら

【No Coriander Please】が一番簡単です。

店員さんも聞きなれているでしょうから、パクチー抜きの対応してくれるはずですよ。

 

パクチーは克服できない?

パクチーを無理して食べる必要なんてありません。

2015年に少し話題になった研究結果がありました。

それは、嗅覚に関連する遺伝子が、
パクチーの香りを石鹸と勘違いしている人が数パーセントいるとのこと。

もし、パクチーの香りが石鹸や洗剤のように感じているなら、遺伝子レベルで拒絶しているということ。

無理して食べる必要はないでしょう。

 

もし、パクチーを克服したいなら?

パクチー嫌いなら、克服する必要も特にないのです。

でも、「できれば克服したいなぁ」と思っているなら、次のことを試してはいかがでしょうか。

 

火を通したパクチーを食べてみる。

生やサラダで食べるパクチーはどうしても、風味が強いです。

一度、煮たり、揚げたりすると、一気に食べやすくなります

 

東南アジアを旅行して、本場の料理を楽しんでみる。

自分で調理するよりも、パクチーを一番おいしく料理している国に行ってみるのがいいでしょう。

タイやベトナム料理が好きになると同時にパクチーも好きになる可能性がありますよ。

 

時間をおいて、食べてみる。

人間の味覚は変化していきます。

数年前に食べられなかったものが、急に好きになったり。

パクチーが苦手な人も、いつの間にか好きになっていることもあるんです。

 

パクチーが大嫌いでも、「食べ慣れるとハマってしまった」という人は多いです。

なので、

克服するのは、不可能ではないのです。

もちろん、無理して食べないことが前提ですよ。

 

まとめ

実は私もかつてはパクチーが苦手でした。

東南アジアを旅行した際にも、パクチー抜きをひたすらお願いしていた記憶があります。

でも、今はなぜか克服。

そのために「好き派」「嫌い派」の両方の気持ちがわかります。

苦手な人はほんとに吐き気がするほど苦手なんですよね。。

今回の記事、少しはお役に立てたでしょうか?

もし、「パクチー苦手な人に向けた、こんな情報がほしい!」ということがあれば、コメントいただけると嬉しいです。
随時更新していきますね。

また、パクチーが入った料理が多いカンボジアに行きたい人には次の記事も合わせてご覧ください。
さぁ、カンボジア!女子が一人旅を満喫するための不安解消術を紹介!

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