ペパーミントティーで心も体もすっきり!知っておきたい作り方まとめ

ヨーロッパ原産のペパーミント

日本では、メントールの香りづけに使われることが多いですよね。

ただ、ペパーミントティーに代表されるように、

ハーブとしての使い方はまだまだ知られていないのも事実。

今回は、ペパーミントティーの飲み方はもちろん、いろんな使い方を紹介していきます。

ペパーミントがもっと身近に感じていただけると嬉しいです。

 

意外と知られていないペパーミントのこと

「ペパーミント」と「ミント」は同じ?

日本では一般的にミントと呼ばれているものに、ペパーミントが含まれるんです。

意外と知られていませんが、

ミントと呼ばれている香りの強いハーブにいろんな種類があるということなんですね。

じゃ、ミントにどんな種類があるのか、ちょっと紹介してみますね。

ウォーターミント

その名の通り、水辺を好むミントです。
(鉢植えの場合は常に水を湿らせておく必要があります)

丸みのある葉っぱが可愛いですね。

強い香りが特徴で、料理の香りづけに使われることが多いです。

 

スペアミント

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Source : Flicker /Photo by Forest and Kim Starr

スペアとは、槍(やり)のことです。

葉の先端がとがっていて、槍の先っぽに似ていることが、名前の由来だそうです。

スペアミントは、ペパーミントと似ているのですが、

比較的、香りが抑えられているのと、少し甘く感じるのが特徴です。

用途は、ペパーミント同様、ガムやアイスクリームの香りづけに使ったり、

カクテルのモヒートなんかにも利用されています。

 

ペパーミント

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Source : Flicker /Photo by wonderferret

ミントというと、ペパーミントが代表格なのではないでしょうか。

ペパーミントはスペアミントとウォーターミントが交雑して生まれたといわれています。
特に香りが強いのが特徴で、すっきりとした「味」がするものに使われています。
歯磨き粉やアメなんかでよく使われる、メントールの香りですね。

他にも、デザートの上に可愛く添えられていたり、カクテル、アイスクリームなど、用途いろいろです。

 

ハッカ

 

yagurumagikuさん(@yagurumagiku)が投稿した写真

かつて、日本人にとって、ミントの香りは「ハッカ」によるものでした。

厳密にいうと、ニホンハッカという種類。

漢字では、薄荷と書きます。

現在、ペパーミントなどに押されて、ニホンハッカはあまり見かけません。

でも、「L―メントール」という「すっきりさせる」成分は、ペパーミントなどよりもニホンハッカの方が多く含まれているんです。

 

ミントは種類いろいろ!

ミントの種類は、今回紹介した以外にもたくさんあって、数百種類ともいわれています。

これは、ミント自体が交雑しやすく、次々に新しい仲間ができてしまうのが原因の一つなんです。

たとえば、

実際のフルーツの香りがする、パイナップルミントやバナナミントなんていう種類もあるんですよ。

 

ペパーミントとスペアミントの違いは??

とても良く似ている、ペパーミントとスペアミント。

買う時にどちらを選んだらいいか、迷ってしまいますよね。

そこで、

ちょっと簡単に特徴をまとめてみました。

ペパーミント スペアミント
別名
「セイヨウハッカ」
「コショウハッカ」

「ミドリハッカ」
「カーリーミント」
「オランダハッカ」

香りの特徴
スースーする香り。
キレのある強い清涼感。
落ち着いた清涼感と
ほのかな甘み。
主成分
・L-メントール ・L-カルボン
・リモネン
用途
デザート、キャンディなどの香りづけや臭みの強い肉料理に添えられるなど、使い道は似ています。

歯磨き粉などは、ペパーミントが利用され、カクテルのモヒートには、スペアミントが使われることが多いです。

ペパーミントは、メントールの強い香りがします。

そのため、歯磨き粉のなど強い清涼感を求められる製品に使われることが多いようです。

香りの好みは、人それぞれですので、

どちらも試してみて、自分に合ったミントを使うといいでしょう。

 

ペパーミントティーの作り方と入れ方は?

ペパーミントティーの作り方は大きく2つです。

  1. 市販のティーバッグを使う場合
  2. 生のペパーミントを使う場合

では、それぞれのお薦めを紹介していきますね。

市販のティーバッグ お薦め5選

ティーバッグだと、熱湯を注ぐだけで簡単に楽しめます。

お好みで砂糖やハチミツ、レモンなんかを加えてみてはいかがでしょうか?

 

ポンパドール ペパーミントリーフ

POMPADOUR(ポンパドール)はヨーロッパで有数のブランド。
歴史あるドイツのテーカンネ社の製品には、長年培った技術が凝集されています。

ペパーミントのすっきりとした味は、心と体の癒し。
しっかりとした味と香りで、何杯も飽きずに飲んでしまうほどです。

 

クリッパー ペパーミントティー 

比較的歴史の浅いブランドですが、世界的な評価も高いクリッパー。

有機栽培(オーガニック)のペパーミントを使っているのが特徴です。
スーパーで見かけたら、一度試してみもいいでしょう。

 

ペパーミントティー ガーデンオブアンデス

自然豊かな南米アンデス山脈の恵みをいっぱいに受けたペパーミントティーです。

有機栽培はもちろん、品質にこだわっているのがガーデンオブアンデス。
飲みやすいので是非。

 

ロンドン フルーツ&ハーブ ペパーミントティー


ペパーミントの爽快感とほのかな甘みがミックスされています。

甘みのあるペパーミントティーが飲みたい人におすすめです。

 

日東紅茶 アロマハウス リフレッシュペパーミント 

レモンの香りがするハーブ、レモンバームをブレンドして、

飲みやすくなったペパーミントティーです。

クセが少ないので、ペパーミントティーが初めての方におすすめです。

 

生のペパーミントを使う場合

 

ペパーミントティーの作り方は簡単です。

用意するもの

①ペパーミントの葉

②ハチミツ

③輪切りのレモン

④耐熱ポット

⑤ティーカップ

作り方

  1. ペパーミントの葉を洗います。

    汚れや虫が付いていることもありますので、注意して洗いましょう。

  2. 耐熱ポットにペパーミントを入れ、熱湯を注ぎます。
  3. 数分(3分~5分程度)、蒸らします。
  4. ティーカップに注ぎ、ハチミツや輪切りレモンを加えます。

 

甘さが足りない場合は、ハチミツで調整してください。

同じハーブのレモンバームが手に入ったら、レモンの代わりに使ってみるのもいいでしょう。

 

ペパーミントってどうやったら手に入るの?

ペパーミントの購入方法

大きめのスーパーに行けば、売っています。

野菜コーナーで冷蔵されている棚に、ハーブが並んでいることが多いです。

SB食品のペパーミントなら、198円で売っているのをよく見かけますね。

 

または、乾燥ペパーミントであれば、アマゾンでも販売していますね。


見た目の鮮やかさに欠けますが、ペパーミントの実力を十分発揮してくれます。

 

意外と簡単!ペパーミントを栽培してみませんか?

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Source : Flicker /Photo by Jill Robidoux

ペパーミントって、とても便利なんですが、必要な時に買い出しに行くのも面倒なんですよね。

そういう人は、ペパーミントを育ててみてはいかがでしょうか?

そんなに難しくないので、気軽に挑戦してみる価値ありです。

ちょっと説明していきますね。

どこで育てられる?屋内でも可能!

ペパーミントの特徴は次の4点!

  1. 乾燥に弱い

    土は常に湿り気のある状態にしておきましょう。

  2. 異常な繁殖力

    鉢やプランターに別の植物を植えてはいけません。
    ペパーミントの旺盛な繁殖力でやられてしまいます。

  3. 少なめの肥料でOK

    肥料を多く与えてしまうと、
    ペパーミント独特の香りが薄まってしまうといわれています。

  4. 適度な日当たり

    暗い場所でなければOKです。

以上の条件を満たせば、ペパーミントは栽培できます。

なので、屋内でも栽培可能なんですね。

種(タネ)から育てるか、苗(なえ)から育てるか

ペパーミントは種でも苗でも育てられます。

ただ、最初は苗から始めるのがいいでしょう。
(種から育てるより簡単です)

苗は、近くのホームセンターに行けば売っていますよ。

苗を植え替えしてみましょう

売っているペパーミントの苗ですが、生長が早いので、

暖かい時期(冬以外)に鉢に植え替えましょう。

これくらいの鉢ですね。
(プランターでもOKですよ)
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Source : Flicker /Photo by Andrea_44

土は野菜用の培養土でOKです。
肥料が配合されているものだと、今後、肥料を足す必要はありません。

増えたらどんどん摘み取っていきましょう。

30cmぐらいに生長してきたら、上の先端部分(新芽)をカットしましょう。

放っておくと、上に伸びていきますので、新芽を大胆にカットすることで、左右に広がっていくんですね。

もちろん、カットした新芽や葉は、ペパーミントとして利用できます。

あとは、ペパーミントの生長に合わせて、必要な分だけ、葉を摘み取っていけばいいんです。

ペパーミントはアロマでも使われています。

ペパーミントのオイルはいろいろ

ペパーミントのエッセンシャルオイルはたくさんあります。

ペパーミントティーに飽きたら、アロマもいかがでしょうか?

ハンカチに垂らして、香りを楽しんだり、

アロマディフューザーを利用してみるのもいいでしょう。

 

まとめ

ペパーミントの魅力、感じていただけましたでしょうか?

メントールの香りで心をすっきり、そして体にもいろんな効能。

以前に比べて、現在は簡単に手に入りますので、気軽に試してみてはいかがでしょうか?

同様にハス茶の記事も書いています。

もし、よろしければご覧ください。

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