【アゼルバイジャン】を簡単説明!ホントにお金持ち?旅行経験からお話します。
アゼルバイジャン、聞いたことがない人がほとんどじゃないでしょうか?
でも、実はこれから注目される可能性が高い国でもあるんです。
今回は、そんなアゼルバイジャンについて、解説していきます。
どんな国?
どこにある?
治安は?
言葉は?
かつて旅行した私の経験も踏まえて、観光情報も盛り込んでいます。
ちょっとだけ、アゼルバイジャンについて勉強してみませんか??
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アゼルバイジャンってこんな国
まずアゼルバイジャンの場所を確認してみましょう。
地図、中央の青の目印の位置がアゼルバイジャンです。
「どこ?」って思った方も多いはず。
ヨーロッパでもなく、アジアでもない??
日本人から見ると、もっとも分かりづらい場所じゃないでしょうか。
そんなアゼルバイジャンは、かつてソ連(ソビエト連邦)の一部でした。
そして、
1991年に独立した比較的新しい国。
日本との歴史も浅いので、日本人が知らないのも当然かもしれませんね。
人口、面積は??
◆人口:約1000万人
(東京都と同じくらい)
◆面積:8万6000平方キロ
(北海道より少し広い程度)
日本と比べても小さな国ですが、そんな国が今後注目なのです。
近代都市の首都バクー
アゼルバイジャンの首都は「バクー」という街。
アゼルバイジャンの東の端っこにあって、カスピ海に面しています。
ちなみに、
カスピ海は、日本とほぼ同じ面積があるという世界最大の湖。
そんな湖に面しているバクーは、風が強く木々が傾いています。
バクーの名前は、ペルシャ語で「風の吹く街」という意味があるともいわれています。
つまり、風が強いんですね。
最近では、近代的な街並みが日本のテレビでも紹介されたりと、
お金持ちのイメージも。
ただ、実際には都市部と田舎ではかなりの差があると感じました。
ちなみに、バクーの街はこんな雰囲気。
主な産業は原油!
小さなアゼルバイジャンですが、ほぼ原油で経済が成り立っているといってもいいでしょう。
とにかく、たくさん油が出てくるんです。
原油といえば、アラブの国のイメージがありますが、アゼルバイジャンも有数の原油産出国。
100年ほど前には、なんと世界の原油の半分を産出していたほど。
今でも、バクー郊外では、原油を掘ってる作業を見ることができますよ。
さらに、次の写真は、
これはバクー郊外にある、「ヤナル・タグ」という場所。
天然ガスが噴き出しているので、常に燃えているんです。
バクー中心部からタクシーで行けるような近さです。
言葉は何?
アゼルバイジャンでは、アゼルバイジャン語が話されています。
トルコ語に似ている言語で、トルコ語が分かる人なら、意思疎通が可能。
でも、
ホテルや観光地などでは、英語を話せる人も多いため、旅行で不便することはありません。
民族は?
ほとんどがアゼルバイジャン人です。
とはいっても、日本人にとって、アゼルバイジャン人の見た目での区別はほぼ不可能です。
宗教は?
イスラム教徒(シーア派)がほとんどです。
でも、女性もスカーフしてませんし、
インターネットの規制も少ないです。
結構、自由な雰囲気が漂う、イスラム教の国なのです。
アゼルバイジャンは美人が多い??
旅行した感触で言うと、どちらとも言えないというのが正直な感想です。
アゼルバイジャンがある、カフカス(コーカサス)地域は、歴史的にいろんな人が行きかった場所。
ヨーロッパ系やアジア系の人たちが交じり合った結果として、美人が多いと評判です。
個人的には、
特別、美人が多いという印象はありませんでした。
気になる方は、Instagram で検索してみるのはいかがでしょうか?
ハッシュタグ #azerbaijangirl で検索してみてください。
次のURLからでも行けます。
https://www.instagram.com/explore/tags/azerbaijangirl/
アゼルバイジャンの治安状況
首都バクー周辺では、おおむね治安はいいです。
外務省の安全情報でも大きな問題は報告されていません。
ただ、
隣国アルメニアと領土紛争中のアゼルバイジャン西部、「ナゴルノ・カラバフ」は立ち入らないようにしてください。(特に観光スポットもないので、行く必要もないと思います)
また、
もう少し詳しい安全情報については、次の記事にまとめていますので、参考にしてみてください。
海外旅行に役立つ「安全度ランキング」と注意したいポイントとは?
ちょっと政治の話も。
1991年に独立した新しい国であることは、すでに説明しました。
その2年後の1993年から権力を持ったのは3代大統領のヘイダル・アリエフ。
大統領として、2003年までの約10年間、アゼルバイジャンのトップとして君臨していました。
また2003年には、
後継者として長男のイルハム・アリエフが大統領になるなど、
アリエフ一族の事実上の独裁ともいわれています。
この写真が、イルハム・アリエフです。
街中にこんな写真があるというのも、ちょっと奇妙ですよね。
最近の話題
F1の開催
2016年~2018年には首都バクーの市街地で、F1グランプリが開催されました。
バクーのカスピ海沿いの道を走り、世界遺産の旧市街を一周するというコース。
特に、旧市街の周辺は、道が狭いので、そんな中をF1マシンが疾走する様子は壮観です。
2025年の万博に立候補
大阪が招致を行っている2025年の万博開催。
実は、
その開催にアゼルバイジャンのバクーも立候補しています。
その他の候補は、フランスのパリと、ロシアのエカテリンブルグ。
もし、バクーが選ばれれば、アゼルバイジャンが一気に注目されますね。
個人的には、バクーも応援しています。
※2018年11月に投票が行われ、大阪に決定しました。
注目の観光スポットを紹介!
アゼルバイジャンは、小さい国でありながら、見どころがいっぱい。
まだまだ日本で注目されていないのが不思議なくらいです。
そんなアゼルバイジャンを、私の経験を踏まえて紹介していきますね。
バクー旧市街(世界遺産)
かつて、バクーは城壁に守られた街でした。
そんな城壁の内部が、旧市街として当時の面影を残しているんです。
旧市街は、迷路のように入り組んでいて、初めて訪れた旅行者には難易度高め。
目的地になかなかたどり着けません。
なので、じっくり時間をかけて、旧市街を楽しむのがオススメですよ。
乙女の塔(世界遺産)
旧市街の見どころの一つが、乙女の塔です。
30m近い高さのある、この望楼は12世紀に建てられたもの。
内部も見学ができますので、ぜひ屋上まで上ってみてください。
海のように見えるのは、カスピ海。
ぜひ、楽しんでほしい眺めです。
シルヴァン・シャフ・ハーン宮殿(世界遺産)
旧市街の中心付近にあるのが、シルヴァン・シャフ・ハーン宮殿です。
14―15世紀に建築された宮殿。
イスラムを感じさせる建物で、旧市街の城壁などの周辺の風景に溶け込んでいます。
バクーのような先進的な街にいることを忘れさせる建物です。
郊外の街 シェキ
バクーからバスで5時間程度。
ちょっと内陸にある街ですが、訪れてほしいのがシェキ。
都会のバクーとは違った落ち着いた雰囲気を楽しめます。
その昔、シルクロードの中継点だったシェキは、いろんなキャラバン(隊商)が行き交っていました。
そんなシェキでは、当時のにぎわいが今でも目に浮かんでくるような景色に出会えます。
これは、かつてキャラバンが宿泊していた「キャラバンサライ」というホテル。
今でも宿泊可能ですので、シェキでぜひ泊まりたいホテルです。
まとめ
今回は、アゼルバイジャンについて解説してみました。
ただ、ちょっと難しかったかもしれません。
でも、
そんなアゼルバイジャンも、きっと注目される国なってくるはず。
ちょっと頭に入れておいても、損はないと思いますよ。