その英語力で一人旅?旅に必要なレベルと覚えておくべき文例まとめ
一人で気ままに旅をしてみたいけど、不安がいっぱい。
特に英語の実力が。。
「中学生レベル」の英語で大丈夫と聞いたことあるけど、ホント?
聞き取りはなんとなくわかるんだけど、話せないんですけど、大丈夫ですか?
いろんな不安、ありますよね?
今回は、自らの経験を交えて、そんな疑問や不安を解消していきます。
最後まで読んでいただければ、自分に何が足りないのか、きっとわかっていただけるんではないでしょうか?
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自分の英語レベルはどれくらい?
中学・高校で6年間も時間をかけたはずなのに、「全く話せない」日本人。
でも、本当にそうでしょうか?
あなたの英語力はどのレベル?
みなさんの英語力をチェックするために、質問を考えてみました。
質問に答えて、レベルA~Gのどのレベルに該当するか、考えてみていただけますか?
(あくまで、「旅」で必要な英語を基準に考えてるため、「一般的な英語力」とは異なります。)
◆レベルA
・1、2,3 などの数字を英語で言えない。(one two tree…)
・Hotel 、Train、Toilet の日本語の意味がわからない。
◆レベルB
・1、2、3などの数字は英語で言える。
・Hotel 、Train、Toilet の日本語の意味がわかる。
・簡単な「あいさつ」などの英語は知っている。
(例)
Hello.
Good morning
Excuse me など
★レベルC
・1~1000までの数字は英語で言える。
・簡単な文章が作れる。
(例)
I am Japanese.
I go to the station.
★レベルD
・疑問文を作って、人に尋ねることができる。
(例)
Where is the Museum?
How much?
★レベルE
・助動詞を使った疑問文が使える。
(例)
Could you take my picture ?
How can I get there?
・現在完了を使える。
(例)
I have been there.
★レベルF
・英語で簡単な会話ができる。
★レベルG
・英語で専門性の高い会話ができる。
いかがでしたか?
多くの人が、レベルB~Dあたりでしょうか?
(レベルGの人はこのページを見る必要はありませんよ)
旅に必要な英語レベルは?
「中学英語」で旅ができるよ、って耳にしたことありませんか?
この表現って難しくて、中学生の英語を「完璧」にマスターしているのか、
それとも、なんとなく覚えているレベルなのか、不明ですよね。
そのためにさきほど、英語のレベルをチェックしてもらいました。
レベルA~F までは中学で勉強します。
(レベルG以外ですね)
そして、
この英語レベルで旅はできます。
理由は次に説明しますね。
なぜ低レベルの英語力で旅ができるの?
旅に必要な会話は限られている
これは、かなり重要なポイントなんです。
個人旅行で英語を使う場面を考えてみると。。
①交通手段を自分で確保する。
②ホテルに泊る。
③道に迷っても目的地にたどり着ける。
④何かわからないことがあったら人に聞く。
実際、これぐらいなんです。
たとえば、①の場面で必要な会話を想定すると、、
- ○○という街に行きたいけど、どうやっていけばいいか人に聞く。
- (バス移動なら)バス乗り場の場所を尋ねる。
- 行き先のバスの発車時間やチケットの買い方、値段を尋ねる。
- どのバスに乗ればいいか、係の人に聞く。
最低限、必要な英語は、この程度なんですね。
すると、この会話って、さっきのレベルDで可能なのです。
(レベルCだと少しキツイです)
いかがですか?
一人で旅ができそうに思えてきましたか?
疑問形で攻めまくれ!
会話をしていて、難しいのが「会話のキャッチボール」。
これができないので、英語って難しいと思ってしまうんですよね。
たとえば、街で外国人に道を聞かれたときの次の会話を考えてみましょう。
外国人:Excuse me? Where is the Tokyo tower?
日本人:えっと、地下鉄○○線に乗って、○○駅で乗り換えて、、乗り換えって英語でなんていうんだっけ?
(省略)
外国人:How can I get to the ○○ station ?
日本人:えっと、、次の信号を右に曲がって、100mくらい先に地下に降りれば、、信号って英語でなんていうんだっけ?
こんな会話がスラスラできなくって、「英語ができない。。」って思ってしまうんです。
でも、よく考えてみてください。
外国人は2つの簡単な質問しかしていないんです。
つまり、尋ねることは圧倒的に有利なんです。
しかも、
質問は事前に用意できます。
尋ねたいことを英語にして、準備してから人に尋ねればいいんですね。
わからない単語があれば、事前に調べることもできますよね。
簡単でしょ?
わからないこと、知りたいことがあれば、どんどん聞けばいいのです。
必要なのは「度胸」と「慣れ」です
おそらく、ほとんどの人は、自分の英語力に不満があるのではないでしょうか?
「英語を勉強してから旅に出よう」と思ってしまうかもしれませんが、勉強にはキリがないのです。
どこまで勉強しても不安なんですね。
自分の英語力でも十分通用すると思って、旅に出ましょう。
旅の中で、いろんな英語を覚えていけばいいんです。
最低限、覚えておくべき文例はこれ!
一人旅でよく使う英語を今から紹介しますね。
ほんとは、もっと丁寧で正しい英語を使うべきかもしれませんが、
「伝わる」ことを第一に文例を選んでみました。
基本編
①すみません、~
Excuse me , ~ |
人に何かを尋ねるときや、軽く謝るときに(肩がぶつかった等)の際に利用します。
日本語の「すみません」と使う場面とほぼ一致します。
②いいえ、結構です。
No,thank you. または No,thanks. |
何かをすすめられて、断りたいときに使ってください。
しつこい場合は、「No !」 と強く言ってもかまいません。
③○○はどこですか?
Where is ○○ ? |
最も使う英文の一つですね。
でも、、
場所を教えてもらったものの、早口だったり、説明が難しかったりするんですよね。。
そんなときは、粘り強く聞くか、ほかの人に聞いてみた方がいいでしょう。
また、トイレを探す場合は以下を使います。
Where is the toilet ? |
あと、トイレに関する記事も書いていますので、興味があれば見てくださいね。
④○○はどこでできますか?
Where can I ○○ ? |
結構使います。
「どこで、両替できますか?」だと、
where can I exchange ?
「どこでバスに乗れますか?」だと、
where can I get the bus ?
いろいろアレンジして使ってみてください。
空港編
①預ける荷物はありますか?
Do you have any baggage to check ? |
空港で最初に行う、チェックインの際に聞かれることがあります。
荷物を預ける場合は、荷物を差し出しましょう。
すべて機内へ持ち込む場合は、「No」や「Nothing」などと答えればいいでしょう。
②25番搭乗口はどこですか?
Excuse me,Where is the gate 25? |
搭乗券を見せて、指を指しても伝わるので、英語は必要ないかも。
空港で知っておいた方がいい単語
・departure (出発)
・arrival (到着)
・domestic (国内線)
・international (国際線)
・immigration (入国審査)
・baggage (荷物)
ホテル編
①今晩、部屋は空いていますか?
Do you have a room tonight? |
いっぱいなら、「Full(満室)」や「NO」などの返答があります。
空きがあれば、何泊予定なのかを伝えたり、値段を聞いてみたりしてください。
②部屋を見せてください。
東南アジアとかだと、事前に部屋を見せてもらうことも必要かもしれません。
(意外と汚かったりするので。。)
そんなときはこう伝えましょう。
Please show me the room ? |
係の人が部屋まで連れて行ってくれるでしょう。
気に入らなければ、ほかのホテルを探せばいいんです。
③チェックアウトお願いします。
Check out ,please |
簡単ですね。
ホテルで知っておいた方がいい単語
・deposit (保証金)
国によっては、請求されます。
予約時にいくらか、お金を請求されて、チェックアウト時に返金されるお金です。
部屋を汚したり、備品を壊したりした場合のために、ホテルがあらかじめお金を確保しておくのです。
deposit を払ったレシートはちゃんとチェックアウトまで大切にしておきましょう。
買い物編
①いくらですか?
How much ? |
②いくらならいいんだ?
値段に納得いかなくて、渋っていると、
こんなことを聞いてきます(アジアの国では特に)
How much do you want ? |
自分が出せる希望額の半分くらいを提示してみるといいかもしれませんよ。
街ブラ編
①美術館にはどうやって行けますか?
How to go to the museum ? |
目的地までの行き方や移動手段を尋ねるときに使ってください。
バス移動編
①バンコクまで何時間かかりますか?
How long does it take to Bangkok? |
列車やタクシーなど、移動時間を知りたいときに使います。
でも、簡単に以下の文の方が通じたりします。
How long Bankok? |
到着時間を知りたかったら、
What time Bangkok? |
ほんとは、もっと正しい英文を使うべきですが、非英語圏だとこっちの方が伝わることも多いです。
日常会話編
飛行機やバスなんかで隣に座った外国人に話しかけられることもあるでしょう。
そんなときは、低レベルの英語だと苦労します。
日常会話は慣れと経験なので、いいチャンスだと思って、いろんな英語を試してみましょう。
きっといい勉強になるはずです。
英語が不安でも一人旅しやすい国は?
どこか、一人で旅したい国はありますか?
もし、候補地がないなら一緒に考えてみましょう。
英語が不安な人向けに、行き先別に評価をしてみました。
行きたい国が見つかればいいですね。
パターン① 英語圏の国々
アメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドのような、ほとんどの国民が英語を話せる国々。
英語を話せる人の多さ | |
英語の通じやすさ | |
英語の聞き取りやすさ |
メリット
誰でも英語が通じる。
案内表示や看板はすべて英語。
デメリット
英語の発音がネイティブすぎて、聞き取りづらい。
方言や難しい表現などが混ざることがある。
正しい英語を話さないとちょっとした疎外感がある。
パターン② 非英語圏のヨーロッパの国々。
フランス、ドイツ、イタリアなど多数。
英語を話せる人の多さ | |
英語の通じやすさ | |
英語の聞き取りやすさ |
メリット
比較的多くの人が英語を話せる。
英語がネイティブではないため、簡単な英語を話してくれることが多い。
デメリット
田舎に行くと、全く英語が話せない人がいることもある。
パターン③ アジアの国々(中国除く)
韓国、台湾、タイ、マレーシア、フィリピンなど
英語を話せる人の多さ | |
英語の通じやすさ | |
英語の聞き取りやすさ |
メリット
比較的多くの人が英語を話せる。
英語のレベルが高くないため、簡単な単語で話してくれる。
デメリット
地方都市に行くと、全く英語が通じないこともある。
(観光地ではかなり通じる)
パターン④ 中国や旧ソ連の国々
中国およびロシア、ウズベキスタンなど多数。
英語を話せる人の多さ | |
英語の通じやすさ | |
英語の聞き取りやすさ |
メリット
観光地や都市部の若者には英語が通じることが多い。
デメリット
地方都市では全く英語が通じない。
(Hotel、Trainなど基本的な単語すら通じない。)
★以上を踏まえると、英語圏の国々かアジア諸国でしょうか。
(近場の韓国、台湾、タイなんかはおすすめですよ)
台湾に興味のある方は、関連記事をご覧ください。
英語の不安解消!必要な持ちモノとは?
一番、困るのが言いたい単語がわからないとき。
たとえば、、
地下鉄という意味のSubwayという単語をすっかり忘れてしまったとします。
Subwayという単語がわからなければ、地下鉄の駅の場所を尋ねるのも大変です。
そのため、単語を調べられるツールがあった方がいいでしょう。
電子辞書は必要??
今はスマートフォンにも英語のアプリがあります。
わざわざ電子辞書を持ち歩く必要もないでしょう。
(重たいですしね)
オフライン(ネットに繋がずに)で利用できるアプリもありますので、
海外でも心配なく利用できますよ。
アプリに関する記事もご覧いただくと参考になると思います。
まとめ
旅の英語って意外と簡単!って思っていただけました?
もちろん、正しい英語は使った方がいいのですが、英語ってなかなか上達しないのも事実。
まずは、簡単な英語で旅をして、自分に足りないと感じた部分を徐々に勉強していけばいいのではないでしょうか。
重要なのは相手に伝わること。
身振り手振りも踏まえて、簡単な英語を駆使すれば、きっとあなたの熱意を感じてくれることでしょう。