【ジョージア(グルジア)】旅行前に知っておきたい観光のポイントとは?

これから注目の国 ジョージア

ジョージアを知っていますか?

ジョージアって聞くとアメリカのジョージア州?
それとも、缶コーヒーのイメージでしょうか?

そうではなく、今回お伝えしたいのは、ジョージアという国

ヨーロッパとアジアの中間に位置し、

日本ではほとんど観光地として注目されていませんでした。

そんなジョージアを旅行先の候補にぜひ入れてほしくて、記事を書いてみました。

ジョージアの魅力をお伝えできればうれしいです。

ジョージアってどんな国?

どこにあるの?

さっそく地図で確認してみましょう。

ちょうどヨーロッパとアジアの間にあって、日本人にはほとんど馴染みのない地域です。

まわりには、ロシア、イラン、トルコなんかの国があってちょっと物騒な感じ。

ジョージアがどの辺にあるか、少しイメージできたでしょうか?

 

最初に知ってほしいジョージアとグルジアの関係

グルジアって単語を聞いたことはありますか?

実は、日本ではジョージアのことをかつて「グルジア」と呼んでいました。

なぜ改名されたのか、簡単に説明すると、、

①1991年 ソ連崩壊 + グルジア独立

②2008年 グルジア vs ロシア 軍事衝突

③ロシア語表記のグルジアという国名の呼び方変更を各国に依頼

④2015年 日本でも正式に呼び方がジョージアに変更

 

少し難しいですが、グルジアとジョージアって同じと考えてもらって問題ないです。

 

 

体験したいジョージア観光 5選

ジョージアの魅力は、自然豊かな国土、キリスト教の根づいた文化遺産、そして何より親切な人々。

そんなジョージアの見どころを5つ選んでみました。
ちょっと見て行ってください。

見どころいっぱい首都トビリシ

tbilisi_01

ジョージアの空の玄関口になるのは、首都トビリシです。

中央にムトゥクヴァリ川が流れ、周囲を丘に囲まれた落ち着いた街。

近世の建築物も多数残る一方で、おしゃれな飲食店も立ち並んでいます。

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点在する教会、オープンテラスのカフェ、ビールを飲みながら街並みを眺めていると、
贅沢な気分に浸れること間違いなしですよ。

 

町全体が世界遺産 ムツヘタ

かつて繁栄したイベリア王国の首都だったムツヘタ。

トビリシからも近く、地下鉄とバスで1時間程度。

とても気軽に行ける世界遺産の街なんです。

日帰りで観光するにはぴったりでしょう。

 Mtskheta_01

街の中心には「スヴェティ・ツホヴェリ大聖堂」。

周囲に広がるのんびりした街並みは、きっと心を癒してくれるはずです。

ぜひ訪れてほしい街です。

 

見どころ満載 グルジア 軍用道路

軍用道路って聞くと、ちょっと怖そうですよね。

これ、かつて軍隊用に開発された道路なんですが、

現在ではトビリシから北部の町に通ずる重要な一般道。

ジョージアの北部にそびえる険しいコーカサス山脈を貫くだけあって、その道中の景色は絶品。

極め付きは、終点にあるツミンダ・サメバ教会と背景に高くそびえるカズベギ山です。

ジョージアに来た価値があったと感じさせてくれる一瞬です。

 

Karlosさん(@zejdlicek)が投稿した写真

トビリシからグルジア軍用道路の終点までを往復するのは、丸1日で十分可能です。
ぜひ体験してみてください。

※個人旅行ならトビリシで1日ツアーにも申し込めますよ。

 

丘の上にある城塞都市 シグナギ

トビリシから数時間で到着するのがシグナギ。
18世紀に建造された城壁に囲まれた城塞都市です。

Sighnagi_01

でも、おそろいの屋根が並んだ家々を眺めていると、軍事的な雰囲気は少しもありません。

しかも、丘の上に築かれた街だけあって、北に連なるコーカサス山脈と見渡す限りの平野の景色は抜群です。

時間に余裕があれば、訪れたい街のひとつですね。

2015年時点では水道設備が不十分で、断水の時間帯も多かったのですが、
徐々に改善されているとのこと。

ゲストハウスに宿泊して散歩を楽しんでみるのもいいかもしれませんね。

 

時間をかけて行ってほしいスヴァネティ地方

ジョージアに行ったなら、おすすめしたいスヴァネティ地方。

険しい山々に囲まれたスワネティ地方では、独自の文化が育まれ、

今でも不思議な形をした家々が立ち並ぶ光景は必見です。

 

さらに、アッパースヴァネティ(Upper Svaneti)として、

世界遺産に登録されている地域でもあります。

 

難点は首都のトビリシから少し遠いこと。

長距離の移動が苦にならないなら、時間をとって計画してみるといいでしょう。

 

実はワイン発祥の地 ジョージア

あまり知られていませんが、ジョージアはワイン発祥の地といわれていています。

georgia-grape

現在は、グルジア ワインとして、最近は日本でも通販で販売されているのを見かけるようになりました。

ワインの生産が盛んなのは、トビリシから東に数時間のテラヴィという街。

この街では、ワインセラーでは試飲もできますし、

民泊したなら、自家製ワインも楽しむことができるんです。

とても飲みやいので、ワイン好きはもちろん、苦手な方も一度試してみては?

 

行って感じたジョージアの治安

やっぱり気になる治安 テロの心配は?

私が2015年に旅行した印象では、特に危険や不安を感じませんでした。

ただ、スリやひったくりなどの窃盗も多いと聞いています。

詳しくは外務省 海外安全ホームページをご覧ください。

ジョージア北部において、「退避勧告」が出ている地域がありますが、これは、ロシアとの係争中のため。

この地域は大変危険ですが、観光名所もありませんので、特に立ち入ることがありません。

また、近年イスラム過激派によるテロも発生したという情報もありません。

なので、

最低限の注意をしていれば、安心して観光できる国だといえるでしょう。

海外の安全に関しては次の記事も参考になるかもしれません。

 

ジョージアへのアクセスと旅行期間の目安は?

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日本からの直行便はありません。
主な便では、次の都市を経由することが多いですね。

イスタンブール(トルコ)
モスクワ(ロシア)
カタール(ドーハ)

いずれも、到着まで丸一日程度を要します。

そのため、往復で2日、または3日程度を移動に費やすことになりますね。

ジョージアでの観光は最低3日は欲しいので、
ジョージア観光は『 (日本⇔ジョージア往復の2日)+(観光の3日)=合計5日 』が最短観光時間でしょう。

ただ、移動も長く体力的に大変なので、できれば期間を長くして余裕を持つことをオススメします。

 

ジョージア旅行の注意点は?

英語は通じるの?

ホテルや空港、カフェなど外国人が立ち寄りそうな場所では通じますが、一般の方にはあまり通じません。

でも、親切な方が多いので、いろいろ助けてくれることが多いです。

ベストシーズンは?

9月、10月頃がおすすめです。

とても過ごしやすく、またブドウの収穫時期でもあります。

ビザは必要?

日本人は1年以内の滞在の場合はビザ不要。
ただし、パスポートの有効期間が6ヵ月以上残っていることが必要です(2018年12月現在)

ビザの要件は理由なく変更される場合があります。
詳しくは在日ジョージア大使館や旅行会社で確認してみてください。 

 

まとめ

ジョージアは、小さな国ながら行ってほしい観光スポットが盛りだくさんです。

しかも、ヨーロッパのようなアジアのような不思議な文化も体験できます。

もし、ヨーロッパ旅行に飽きてしまったら、
もし、ちょっと個性的な旅行をしたくなったら、
ぜひジョージア旅行も検討してみてください。

きっとあなたを満足させてくれるでしょう。

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