【台湾の最新トイレ事情】紙は流せる?街でトイレはあるの?ウォシュレットは?

台湾旅行前に気になるのが、実はトイレだったりしませんか?

・紙は流せるの?

・トイレはきれい??

・ウォシュレットはあるの?

せっかくの台湾旅行なので、気持ちよく旅行したいですよね。

 

そこで、今回は、台湾在住の私がトイレ事情を紹介していきます。

トイレの使い方から最新の情報まで、

台湾旅行に役に立つ情報を集めましたので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

まずはここから!台湾のトイレ事情

台湾のトイレは、日本とどう違うの?

ちょっと紹介していきますね。

 

便器に紙を流せるようになりました!!

みなさん、台湾のトイレにどのような印象をお持ちでしょうか?

「台湾のトイレは汚いのでは?」

「台湾のトイレは臭い?」

「台湾のトイレは紙を便器に流せるの?」

「有料なの?」などなど、不安を持っている方も多いのではないでしょうか?

 

でも、

ご安心ください!

台湾のトイレ事情は、昔に比べだいぶ改善されました。

汚いところや臭いところは、多くの日本人が想像するほど多くありません(笑)。

一般的なトイレはこんな感じですね。

また、一昔前までの台湾のトイレといえば、紙を便器に流すことができず、横に置いてあるゴミ箱にトイレットペーパーを捨てていました。

私は1990年代後半、台湾に留学していたのですが、

その頃の学校のトイレは、

便器に紙を流すと必ずと言っていいほど詰まったものです
(詰まらす人の大半は日本人でした)。

「台湾のトイレが臭い」というイメージは、

ちょっと前までは便器に紙を流せないケースが多かったからです。

 

しかし、

台湾では、2017年3月に政府から次のような要請がありました。

公衆トイレはトイレットペーパーを便器に流せるように整え、公衆トイレの個室内にその旨掲示すること」

そして、「トイレットペーパーを便器に流そう!」との改革が始まっています。

これは、、

トイレットペーパーは便器に入れてください」という意味の案内。

こういう表示があれば、トイレットペーパーを便器に流しても問題ありません。

 

紙を流そうという改革は、もちろん紙をごみ箱に捨てるのは衛生上よくないという理由があるのでしょう。

ただ、やや飛躍した見方かもしれませんが、

トイレットペーパーを便器に流せることで、台湾もようやく先進国の仲間入りをしたという認識が政府の側にもあるようです。

そうした動きもあり、台湾のトイレは、最近は便器に紙を流せるトイレがだいぶ増えてきました。

私はごくごく普通の台湾人が住む一般の集合住宅に住んでいるのですが、

ちゃんと便器にトイレットペーパーを流せています。

ですので、

新しいマンションや旅行者が泊まるようなホテル(だいたい3つ星クラス以上)の場合、今やほとんどのところで紙を便器に流せると思って問題ないでしょう。

 

ウォシュレットは普及していません!

気になるウォシュレットですが、

高級ホテル(そこそこのクラス以上のホテル)や新しいホテルなどでは付いているところもあるようです。

が、、

ごくごく普通の台湾人が住むような一般家庭や普通のホテルではまだあまり聞いたことがありません。

おそらく普及はこれからのような気がします。

 

どうしても気になる人は、

ホテルがウォシュレット付きなのか、旅行会社に確認してみてはいかがでしょうか?

 

台湾でトイレに行きたくなったら!?

台湾に行った際、どこのトイレを使うのが便利なのでしょうか。

きれいで快適なトイレはどこにあるの?

ここでは、

・台湾の人にトイレの場所をたずねる方法

・旅行者がよく行く施設のトイレ

・台湾のトイレを快適に使いこなすコツ

などを紹介しましょう。

 

台湾の人にトイレの場所教えてもらうには??

旅行者が台湾の人にトイレの場所を聞くとき、どのようにきいたらよいでしょうか。

台北の繁華街などで若い人にたずねる場合は英語でも通じる場合もありますが、

多くの場合はやはり中国語の方が通じます。

ここでトイレの場所のきき方について、簡単な中国語のフレーズを紹介しましょう。

トイレ(お手洗い)はどこですか?
洗手間在哪裡
(シーショウジェン
ザイ ナーリ?)

 

トイレ(お手洗い)はありますか?
洗手間有嗎
(シーショウジェン
ヨウ マ?)

ちなみに、「洗手間」(シーショウジェン)とは「お手洗い」という意味です。

また、「洗手間」のほかに「廁所」(ツースゥオ)という単語もありますが、

これは「便所」という意味です。

なので、

旅行者、それも日本人女性なら、「洗手間」の方を使った方がよいでしょう(笑)。

 

意外と清潔な地下鉄構内のトイレ

旅行者が公衆トイレを使う場合、ホテルデパートバスターミナル地下鉄などのトイレを使うことが多くなるかと思います。

もし台湾の街中でトイレに行きたくなったら、

多くの人で混雑しておらず、入りやすさ、清潔度なども考慮して

ある程度大きな綺麗なホテルのトイレを使うようにするのがオススメです。

また、

台湾のトイレは、基本的にどこも無料です。有料のトイレというのはまずありません。

 

旅行者の場合、移動は都市部だと地下鉄を利用することも多いのですが、

地下鉄のホームのトイレや、高鐵(台湾新幹線)の駅も問題ありません。

なぜなら、

台湾の地下鉄は日本と比べて新しく、

最も古い路線で1997年頃、その他の路線はこの10年くらいの間に立て続けにできた路線がほとんど。

ですので、

車体や電車の中、ホームの中もきれいで、地下鉄構内のトイレもバリアフリー対応になっていて清潔に保たれているんです。


(地下鉄構内のトイレ)

 

ココで使える!街中のトイレとは?

ただ同じ公衆トイレでも、「旅社」など古いホテルやローカルな飲食店、

ローカルなバスターミナルや観光地にあるトイレなどでは、

人で混雑している場合もあり、清潔度という点では、ホテルなどに比べてやや劣る場合が多いです。

 

また、セブンイレブンなど、コンビニによっては、日本のように借りられる場合もあります。

私は台湾中西部の田舎町にバスで行ったとき、セブンイレブンのトイレに入ったのですが、あまり清掃が行き届いていない印象で、日本に比べて清潔度の点ではやや劣る印象でした。

なので、

あまりオススメはできませんが、周辺になかなかトイレがない場合や我慢できない場合などは選択肢の一つに入れておいてもいいかもしれません。

 

公衆トイレの入り口のチェックも忘れずに!

さて、台湾のトイレでは、トイレットペーパーも各トイレに備え付けられているのではなく、入り口付近に大きなロール式のトイレットペーパーが設置されているところもあります。

使用する分の紙をそこで取って個室に持っていくシステムです。

この場合、個室に入ったら紙がないということにならないよう、使用する前に入り口にトイレットペーパーが設置されているかどうか確認するようにしましょう。

 

ポケットティッシュは持ち歩く方が安心 

台湾でトイレを使う場合、たいていの公衆トイレには、各トイレの中または入口にトイレットペーパーが設置されてあるのが普通です。

ただ、万が一のことを考えてポケットティッシュを持参するのをオススメします。

その方が安心かつ万全ですね。

 

台湾のトイレを使う注意点とは?

もし、トイレを詰まらせてしまうと面倒ですよね。

もう一度、

詰まらせないための注意点を確認しておきましょう。

 

台湾のトイレを使うコツを紹介!

台湾では、便器に紙を流せるトイレがだいぶ増えてきました。

しかし、一度に多くの紙を流すと、日本に比べてまだまだ詰まりやすいのも事実です。

そのため、

仮に便器にトイレットペーパーを流せるトイレでも、

便器のわきに大きなトイレットペーパー用のごみ箱が置かれているケースも多いです。


(便器に流せる場合でも、トイレットペーパー用のごみ箱が備え付けられていることが多い)

 

台湾のトイレは水圧が弱いことや、日本のトイレに比べて排水管が狭い傾向にあります。

そのため、

古い住宅などでは、やはり紙はごみ箱に捨てるようにしているところも少なくないようです。

かくいう私も、実はこの1年の間に2回トイレに紙を詰まらせてしまい、大家さんに業者を呼んでもらったことがあります。

ですので、

その後は、多少お金がかかっても、水に溶けやすい柔らかい紙質のものを使うようにしています。

さらに、

一気に流すと詰まりやすいため、紙を何回かに分けて流すように心がけるようになりました。

 

台湾でトイレットペーパーを買うことになったら??

もしかしたら、旅行中に持ち合わせの紙がなくなることがあるかもしれません。

そんな時は、簡単に街で買うこともできます。

また、

台湾のスーパーやドラッグストアなどで売っているトイレットペーパーは、便器に流せるかどうか、パッケージの裏面に分かりやすく表示が書いてあることが多いです。

(台湾の中国語では、「面紙」=ティッシュペーパー、「衛生紙」=トイレットペーパー、の意味です)。

 

「面紙」はティッシュペーパーなので、当然便器に流せません。

注意しなければならないのは、衛生紙(トイレットペーパー)でも流せるものと流せないものがあるということです。

よく店頭で売られているトイレットペーパーのメーカーは、「柔芙」「五月花」「舒潔」などです。

もし台湾でトイレットペーパーを購入する場合は、これらのメーカーのものなら心配ありません。

日本のポケットティッシュやトイレットペーパーは紙質が柔らかいので、基本的に問題ないでしょう。

つまり、台湾でトイレを使用する場合、便器を詰まらせないように快適に使うためには、次の点がポイントになります。

①ティッシュを持参する場合は、水に溶けやすくて便器に流せる紙を買う
日本のポケットティッシュは基本的に問題なし)。

②便器に紙を流す場合、一度に全部を流すのではなく、何回か小分けにして流す

 

まとめ

いかがでしたか。

もし外出先でトイレを使う場合、高級ホテルや新しい建物・施設、地下鉄のホームのトイレが比較的オススメです。

また、

トイレの場所を台湾の人に聞くときの「洗手間在哪裡?」(シーショウジェン ザイ ナーリ?)の一言は覚えておきましょう。

 

台湾のトイレはここ最近のうちにだいぶ改善され、日本の水準に近づいてきました。

台湾を旅する場合、トイレに困ることは以前に比べて減ったので、安心してよいでしょう。

ただし、

いざという場合のことを考えてポケットティッシュを持参することを忘れずに!

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2件のコメントがあります

  1. 小林 均

    とても参考になりました。しかしホテルで紙を流さないように書いてあったら。日本のトイレットペーパーでも流してはいけませんか?

    1. Tabiette編集部

      日本のトイレットペーパーなら溶けやすいので大量に使わなければ大丈夫でしょうね。やはり流さないのは抵抗ありますよね。