やっぱりマチュピチュ。実際に行った僕がいろんな質問に答えます!
一度は行ってみたい『天空都市』マチュピチュ。
有名にはなったものの、意外と知らないことが多いんじゃないでしょうか?
いろんな美しい写真をwebやテレビで見ることが多いかもしれませんが、やっぱり実物はスケールが違います!
旅行してみてわかったこと、そして皆さんに知っておいて欲しいことをQ&A形式でまとめてみました。
もし旅行を考えている方がいらっしゃったら、きっと参考になると思います!
ぜひ、最後までご覧ください。
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まずはここから。マチュピチュ基本情報!
Q.マチュピチュはどこの国にあるの?
南アメリカ大陸の「ペルー」、さらにはペルー第二の都市、クスコの近郊にあります。
Q.マチュピチュってどんなとこ?
マチュピチュがあるのは標高約2500メートルの山の上。
インカ帝国時代の首都クスコから北西に位置します。
(クスコは標高3400メートル)
そのため、
1911年にアメリカ歴史学者ハイラム・ビンガムにより発見されるまで、世界的には知られていませんでした。
ちなみに、
ハイラム・ビンガムは映画「インディー・ジョーンズ」の主人公のモデルとされていて、マチュピチュ遺跡到着前の山道も「ハイラム・ビンガム・ロード」と名付けられていたりします。
そんなマチュピチュは、世界の価値ある遺産の一つであり、
もちろん、ユネスコ世界遺産に登録されています。(1983年に登録)
旅行を考えている人はチェック!
さあ、そんな価値あるマチュピチュにはどう行ったらいいんでしょうか?
細かく、紹介していきますね。
Q.マチュピチュへの行き方、アクセスは?
●マチュピチュまでの道
マチュピチュまでは、、
日本
↓
リマ(ペルーの首都)
↓
クスコ
↓
マチュピチュ村
↓
マチュピチュ遺跡
というルート。
ちなみに、
日本からペルーまでは、アメリカ、カナダ、メキシコなどを経由するのが一般的です。
次から、ルートの詳細を説明していきますね。
●ペルーの首都リマ→クスコ
クスコまでは大きく2つの方法があります。
①ペルーの国内線(飛行機)で約1時間半(1万円前後)※オススメ
②夜行バスで約14時間(数千円程度)※安いですが過酷です。
(クスコのアルマス広場)
●クスコ→マチュピチュ村
クスコからマチュピチュ村へは車での移動が不可となり、以下の交通手段を選択する必要があります。
(マチュピチュ村)
①鉄道 ※要予約、高価、ラク
観光鉄道でクスコからマチュピチュ村まで直通で行けます。ハイクラスな座席のみのため、かなり高価で5〜10万円かかります。
②バス+鉄道 ※ちょっと高いが、オススメ
バスで1時間半、鉄道駅のある「オリンタイタンボ村」まで行き、鉄道に乗り換え2時間程度。
300円程度の乗り合いバスは、予約不要だったりします。
もし、クスコの旅行会社でチャーターするなら、1000円程度で予約が可能です。
鉄道は安い席で5〜8千円程度で、リマ空港、クスコ広場、オリャンタイタンボ駅、インターネットなどで予約が可能です(事前予約をオススメします)
③バス+徒歩 ※安い、過酷
一番安く行けるのがこの方法で、クスコの旅行会社のカウンターなどで予約可能。
ミニバスでマチュピチュより約10km手前の発電所ポイントまで行き、そこから線路を2時間ほど歩いて行きます。
1000円程度で行けるため最安の方法ですが、徒歩の移動が天候や時間帯により非常に過酷になります。
(標高2000m以上の場所のため大変疲れます。。)
Q.どこまで予約は必要??
●航空券 :要
入国と出国の航空券は準備しておくのがオススメです。
別の国へ行く場合も、航空券やバスチケットを準備しておいた方が安心です。
(ペルー入国時にチェックされた人もいました。)
ペルー国内線は直前でも予約可能ですが、2月、8月などハイシーズンは早めの予約がオススメです。
●長距離バス :不要
いろんなバス会社があるため、満席になることは少ないですが、ブログなどで口コミのあるバス会社は予約することをオススメします。
●ホテル :要
リマやクスコでは中級以上のホテルがたくさんあります。
ただ、それらのホテルに泊まる場合は早めの予約が必要です。
ゲストハウスやホステルなど安宿に泊まる場合は、予約がなくても泊まれることが多いです。
●鉄道 :要
クスコからマチュピチュまでの鉄道は予約をしておくといいでしょう。
また、料金は日によって異なるため、インターネットで乗りたい日の金額をチェックすることをおススメします。
●マチュピチュ遺跡 :必須
マチュピチュ遺跡の予約は必須です。
現在は1日の入場人数の制限があり、1日に3000人程度しか入場できません。
ハイシーズンは前日に予約できない場合もあるため、早めの予約がオススメです。
いくつかチケットに種類があり、料金も異なります。
近くの山(ワイナピチュ山、マチュピチュ山)のトレッキング付きだと料金がプラスされます。
マチュピチュ遺跡のみでは6000円程度。
●注意すること
長距離バス、鉄道、マチュピチュ遺跡をインターネットで予約した場合、チケット画面のプリントアウトが必要です。
鉄道は予約画面を鉄道会社(ペルーレイル、インカレイル)のカウンターで提示すればプリントアウトしてくれます。
長距離バスやマチュピチュ遺跡のインターネット予約チケットはプリントアウトしてくれません。
ホテルや街中にあるインターネットカフェなどで印刷しましょう。
Q.観光のベストシーズンはいつ?
●5月~9月がオススメです。
この時期は、降水量も少ないため、比較的旅行がしやすいです。
もちろん、それ以外の季節も十分楽しめますので、
休みの都合に合わせてみるのが一番ですね。
●マチュピチュは、標高が高いため気温は低め。
日差しが強く、天気や気温が変わりやすいので注意が必要です。
Q.観光に適した服装を知りたい!
●一日の気温の変化が大きいため、着脱可能なアウターが便利です。
●日差しが強いため、日焼け止め、サングラス、帽子は必要。
●トレッキングを楽しみたい人は、トレッキングシューズがオススメ。
●スニーカーでも十分楽しめますが、サンダルなどはオススメしない。
Q.観光に必要な時間は?
●マチュピチュ遺跡
遺跡のみであれば3〜4時間程度。
マチュピチュの麓(ふもと)にあるマチュピチュ村から遺跡まで30分程度かかるため、その時間も考慮しましょう。
また、マチュピチュ近くのワイナピチュ山などをトレッキングする場合は、5〜6時間を見ておいた方が良いです。
●クスコからの日帰りは可能?
不可能ではありませんが、遺跡を十分に楽しむためにはマチュピチュ村で1〜2泊することをオススメします。
ちなみに、マチュピチュ村には安宿〜中級ホテルが多くあり、夜の街の治安は良くオススメです。
Q.荷物の制限があるの?
●有料クロークあり
観光客の中には長距離移動してきた人も多く、大きなザックを持って入る人が多い。
そのため、旅行者向けに有料のクロークが準備されています。
Q.高山病は大丈夫?対策は?
●マチュピチュ2500m、クスコ3400m
マチュピチュに限らずクスコ、アンデス山脈の周辺の国々は高地に存在します。
3400mのクスコに到着した瞬間から高山病の症状が出て、逆に2500mのマチュピチュに到着した頃には、少し落ち着いていることもあったりします。
●対策は?
高山病は避けにくく、改善するのも時間がかかりますが、対策はあります。
・日本で薬を処方してもらっておく。
・到着後はゆっくり休む。
・初めのうちは飲酒しない。
・現地のコカ茶を飲んで落ち着く。
※コカ茶はマチュピチュ周辺のどこでも買えます。
僕はホテルでウェルカムドリンクとしてもらいました。
Q.マチュピチュにトイレはあるの?
トイレは遺跡入場口手前にあります。※遺跡内にはありません。
退場しても再入場可能ですが、遺跡内は広いため、入場前に済ませておきましょう。
Q.英語が通じる??
●英語よりもスペイン語
クスコやマチュピチュの中心地では英語が少し通じる程度です。
少し離れてしまうとスペイン語しか通じなくなってしまうので注意が必要です。
逆にスペイン語を話せた方が、周辺の国でも使えるので便利です。
Q.マチュピチュ観光の予算はどれくらい?
宿泊するホテルや鉄道のクラスなどによって値段が異なります。
ただ、マチュピチュを目的に旅行に行くのであれば、20万〜50万円というところでしょうか。
●オススメプラン
費用の詳細も用意してみました。
こんなプランはいかがでしょうか?
移動も含めて8日~9日です。
・国際線航空券:18万円(日本〜ペルー)
・国内線航空券:2万円(リマ〜クスコ)
・ホテル代:3万円(中級クラス6千円×5泊)
・鉄道代:1万5千円(中級クラス往復)
・食事代:2万5千円(1日5千円として)
・マチュピチュ遺跡:1万円(村からのバス代含)
・その他観光料:2万円
・その他移動+おみやげ:2万円程度
◆合計 32万円
これらから、自分なりにカスタマイズすればいいでしょう。
もちろん、旅行会社に相談してみるのもアリです!
Q.マチュピチュ以外に観光できる場所は??
遠いペルーまで行ったので、近くで一緒に観光できるところがあると嬉しいところ。
そこで、ぜひオススメしたいのが「レインボーマウンテン」なのです。
時間も体力も必要なトレッキングなのですが、価値ある絶景は後悔させません。
旅行計画に盛り込むか、検討してみてくださいね。
★レインボーマウンテンに関しては次の記事が参考になると思います。
ペルーに行ったらレインボーマウンテン!マチュピチュだけじゃもったいないですよー
まとめ
いかがでしょうか?
テレビでしか見れなかった場所、マチュピチュに行けそうな気がしてきませんか?
地球の裏側にある南米で、未知なところが多いですが、意外と行くことは可能です。
ぜひ行って壮大な景観を楽しんできてください!